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乾燥時期の火災予防対策[Vol.100]
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2018.12.14

乾燥時期の火災予防対策[Vol.100]

こんにちは!
石友リフォームサービス 埼玉地区・設計 河又です。

秋季から冬季にかけ、空気が乾燥する季節になると火災の発生率が高くなります。火災予防 リフォーム 埼玉

東京消防庁のホームページに掲載されている平成29年度の統計をから抜粋して紹介いたします。

月別の住宅火災の件数をみると、1月から3月、11月及び12月で比較的多く発生しており、この5か月で、53.3%発生しています。年間の半分以上の火災件数に達するこの期間はより火災に注意しなければならないとう事になります。

以下、東京消防長調べによる数字を参考に気を付けるポイントを浮き彫りにしてみたいと思います。

【住宅火災の出火原因】

住宅火災の状況から見る出火原因では「こんろ」が23.3%と最も多く、次いで「たばこ」16.4%、「放火」(疑いを含む)10.7%、「ストーブ」が7.0%で全体の6割が先に上げた要因から火災につながっているようです。

時点ではコンセントが全体の3%弱ではありますが要因として上がっています。

 

火災の出火箇所

【住宅火災の出火箇所】

出火箇所別にみると、「居室等」が43.0%と最も多く、次いで「台所・キッチン等」が34.4%となっており、これらを合わせると全体の約8割77.4%を占めています。

時点で意外な所ではベランダで7.7%だそうです。

住宅火災の主な出火原因の上位に、台所の「こんろ」、居室や寝室などでの「たばこ」、「ストーブ」、家の周りなどでの「放火」があげられます。(東京消防庁管内での近年5年の平均)

家庭内では火の始末に気を付け引火しやすい物は火気付近におかない。調理中に火をつけたままその場を離れない。ベランダ等でタバコを吸う場合はしっかり消火する。コンセントはホコリを清掃しタコ足配線はしない。等

家の周りに燃えやすいゴミや不要の物を置きっぱなしにしないなど日ごろの備えと心がけが身を守る事となりますね。

そして、いざ火災が起きた時の早期発見や初期消火が大切です。

改正消防法で2006年からすべての新築住宅で義務付けられ既存住宅に関しては緩和措置として2011年に全市町村で義務付けになりました。

火災報知器

情報を知らずに住まい続けている方もいらっしゃると思いますのでこの機会に設置してみてはいかがでしょうか。

次は報知器の重要性について簡単に説明いたします。

 

【住警器設置有無別の比較】

住警器等設置の住宅における火災と、未設置の住宅における火災を比較してみると、火災1件当たりの平均焼損床面積は、住警器等設置住宅においては、約4.1倍であり火災一方、住宅火災による死者発生状況を住警器等の設置状況別にみると、約4.2倍の死者が発生しています。

※東京消防庁 平成29年中の住宅火災・放火火災の実態より

住宅用火災警報器の効果

上記、統計を見るとなんと、4倍の差があるという事になります。

いかに初期消火が大切か歴然ですね。

住警器設置は大切な命、財産を守る為にも設置するべきであると数字が物語っています。

火災報知器(住警器)は間取りにより位置を変える必要があります。


リフォームの際、火気使用箇所の位置の変更、居室のドアの位置など間取りが変わった際には取り付け箇所の変更はもちろんリフォームの際、いままで設置せずに過ごしてしまったのであればリフォームをした機会に設置いたしましょう。


埼玉県越谷市・川越市にショールームを設置し専門のスタッフが常駐しております。

今回、お伝えしたお家を守る消火設備の設置のご相談はもちろんリフォームに関してお気軽にご相談ください。

河又から今年最後のコラムです。 

少し早いですが皆様良いお年をお過ごしくださいませ。

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