リフォーム会社の選び方15の秘訣

リフォーム会社の選び方15の秘訣 リフォーム会社の選び方15の秘訣

私たちはリフォーム事業経営の現場を通じて、数多くの生活者を志向したサービスの展開を提案しており、
リフォームを成功させるために最も重要なことは、リフォーム業者選びだと切に感じています。
では、一体どのようにして良いリフォーム会社を選んだら良いのでしょう?
そんなお客様の疑問にお答えするためにこのページをご準備しました。
ぜひ参考にしていただき、あなたのお家が素敵な住まいになることを心より願っています。

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    はじめに(成功リフォームの秘訣)

    近年、増改築・リフォームへのニーズが高まってきています。ご両親から受け継いだ思い出ある家のリフォーム、家族が増えたときの増改築など、様々な『想い』をカタチにするのが私たちの仕事です。ですが、リフォームという業界は特に資格もなく、新規のビジネスとして参入しやすいもの。残念なことに、リフォーム会社と称して一攫千金を狙った悪徳商法や詐欺まがいの行為を行っている業者も存在します。また、従来の建設会社も新築が売れなくなってきたのでリフォーム市場に進出してきており、お施主さまが住みながら工事ができる増改築・リフォームの慣れない工事で、トラブルも相次いでいます。業者間に品質格差が生じているのです。最近ではリフォームに関する専門誌も増え、リフォームの際の注意点などが書かれているものもありますが、その内容はスポンサーの意向を優先したものになっている場合も多く、正しい情報をしっかりと見極めることが大切です。
    私たちはリフォーム事業経営の現場を通じて、数多くの生活者を志向したサービスの展開を提案しており、リフォームを成功させるために最も重要なことは、リフォーム業者選びだと切に感じています。では、一体どのようにして良いリフォーム会社を選んだら良いのでしょう?そんなお客様の疑問にお答えするためにこのページを作りました。ぜひ参考にしていただき、あなたのお家が素敵な住まいになることを心より願っています。

    どんなリフォーム会社と付き合うかで
    リフォームの成否が決まる!

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    訪問販売には、要注意!

    みなさんはリフォームを考えたときに、どこで依頼をしようと思いますか?一番良いのは、リフォーム専門店のショールームを見に行くことですが、リフォームの訪問販売から依頼を決めた方も少なくないようです。
    ところが、同じリフォーム会社として非常に悲しいことではありますが、国民生活センターに寄せられる苦情・相談のほとんどが、実は訪問販売によるものなのです。「無料で屋根の診断を致します」などと突然業者が来訪し、点検するや否や「ここが悪い、あそこが悪い」とあれこれ指摘…工事の契約を迫るという事例が報告されています。昨今では、震災を契機に高まる住まいの安全に対する関心につけこみ、無料または低価格で耐震診断を行うと言って家庭に訪問し「このままでは倒壊の恐れがある」などと不安をあおり、高額の契約を結ばせるようなこともあるようです。
    すべての訪問販売者が悪徳だと言い切るつもりはありませんが、先述したように、リフォーム業者全体においてのトラブルのうちほとんどが訪問販売によるものだということは断言できます。突然やってくる見知らぬ訪問販売業者に『完全な信用』を向けることは危ないでしょう。悪徳な業者程、あの手この手を使って家にあがり込もうとしてきますから、まずは玄関のドアを容易に開けず、インターホンで用件を伺いましょう。また、高齢の方しか住んでいない場合などは特に注意が必要です。久しぶりに実家に帰省してみたら認知症の母親が知らぬ間に何十万というリフォームの契約をしていた…という事例も珍しくありません。

    まずは業者の良し悪しの
    参考にしましょう

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    必ず施工事例をチェック

    リフォームをしたいと思っても、「どこに相談したら良いか分からない」「リフォーム会社はたくさんあるけれど、どこが違うのかわからない」このようなお客様の声を良く耳にします。チラシやホームページだけでは会社の規模がわからず、実際行ってみると想像とは違った、ということもよくあります。では、どうやって見分ければ良いのでしょう?方法の一つとして施工事例があります。リフォームをされたお客様へのアンケートで「リフォーム会社を選ぶ際の決め手は何でしたか?」という質問への回答で一番多かったのが施工事例でした。どんな工事を実際に手がけたかをチェックしているのです。ですから、見積り依頼をしてお家に営業に来てもらったら必ず、施工事例を聞いてください。依頼をして、施工写真も出てこない会社はまだ始めたばかりか、お客様の要望に応える努力をしていない会社と思って良いでしょう。創業して◯十年などと言っておきながら、施工写真もないような会社は問題有りです。
    きちんとした会社かどうかを見るには、施工事例の作りが重要です。好ましいのは施工事例を中心とした会社案内等を作っている会社です。定期的に施工事例集を作っているかどうか、というのも考慮したいところです。施主が主人公になるような読み物風の会社案内等を製作している会社は、かなりお客様を意識していると言えます。また、あなたがしたいと思っている箇所の施工事例を見せて貰いましょう。実際にご自身の家がどのように変わるのか、施工事例を見せてもらうとあなたのリフォームのイメージも、より明確になるはずです。

    施工事例を見て、
    その会社の実績を把握しましょう

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    過去1年のリフォーム実績が豊富にあるかどうか

    リフォームをしようと思うと、一般的には数社から見積りを取って検討するでしょう。チラシを見たり、知人・友人から紹介してもらったり、インターネットで探したり…と、様々な方法でアクションを起こしてリフォーム会社を家に呼び、リフォーム箇所の調査をして貰います。その時やはり気になるのは、見積金額以上に、そのリフォーム会社がどんな企業か?ですよね。要望をプランに反映してくれるか、会社として保証をしてくれるのか、どんな工事業者を利用しているのか、というようなことです。ですから、必ずリフォーム相談をされる前にこれまでの実績を確認されると良いでしょう。歴史の古い会社だから…と安心するのではなく、自分の街のここ1年位の施工実績(件数)を聞いてください。なぜ最近かと言うと、長く活動しているリフォーム会社が今も良い会社かどうかはわからないからです。「昔は良かったけれど、最近は注文が少なくなっている…」という会社も多く存在します。今は少なくなってきているという会社には何か問題がある場合が多いのです。お客様の要望を実現できていない、工事の方法が昔ながらである、企業に人が定着しない、など何らかの問題を抱えています。やはりそういった会社では良い仕事にはならない可能性が高いのです。
    ここ最近の工事が増加傾向にあるかどうかもチェックポイントです。増加傾向にある会社はお客様に支持される要因があるのです。そういった会社は信用できます。また、その時に口頭だけではなく、実績がわかる資料・施工事例等を見せてくれるか、というのも大事です。さらに、近所で最近工事をしたお客様の声を聞かせてくれる会社はかなり信用できる会社と言えます。

    今、動いている会社を探しましょう

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    理由なく価格の安さだけをアピールする業者には要注意!

    家をキレイにして快適な生活を送りたい…。きっとみなさんそう思われていると思います。新築のようにキレイな家にリフォームできたら、最高ですよね。もちろん、そのような住まいにする為には費用がかかります。当然、少しでも費用を抑えながら満足のいくものにしたい…というのが本音でしょう。ですが、価格を重視するあまりに大幅な値引きをする業者や、あまりにも安い業者を安易に選んでしまう事には、注意が必要です。『なぜ安いのか』の理由が明確であるかどうか、がポイントです。
    当然のことながら、リフォーム金額は個人のこだわり次第で大きくバラつきが出るものですので、千差万別です。こういった特性から相場がわかりにくいため、安い方に視線が行きがちになることも事実です。とはいうものの、価格が魅力的でも原価を割って仕事を受注して事業が成り立つはずもありませんから、粗悪な材料を使って手抜き工事をされてしまう可能性が極めて高くなります。売り上げアップのための安さや値引きを全面に打ち出している業者には『安い理由』が必ず存在します。もちろん、必ずしも『安い=悪い業者』ではなく、企業努力によって原価を抑えて安さを追求している会社もあります。
    つまり、安さを売りにしている業者で注意しなければならないことは、その『安さの理由を明確にしているかどうか』ということなのです。安くできる理由なしに利益をあげることなどできるはずもないのですから。

    ただ安い! は御法度
    格安工事の請け合いにご用心

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    見積り金額から大幅な値引きをする業者には要注意!

    見積りを提出された際に、「ちょっと高いな」と感じ「もうちょっと安くなりませんか?」と思わず聞いてしまった方、意外といるのではないでしょうか。しかし、見積り後に大幅な値引きを提示する業者は、値引き金額分をあらかじめ上乗せして見積書を出しているか、契約だけして手抜き工事を行うか、のいずれかが多いので注意が必要です。当然のことながら、どんなモノにも適正価格がありますから、大幅な値引きのウラには必ず何かあると考えた方が賢明です。そもそも大幅値引きができるということは、もともと見積り金額の根拠があいまいだと言えます。では適正価格はいくらぐらいで、どの会社が一番適正で良心的な工事をしてくれるのでしょうか。
    実際、リフォーム業界の利益は工事金額の20%~30%と言われていますが、高い・安いの金額的判断や見積りの中身の良し悪しはリフォームに詳しい人でなければわかりません。ですから、見積書の内容についてはきっちりと、わかりやすく説明を受けましょう。また、全ての内容を十分に納得するまでは安易に契約せず、少しでも疑問があるところは何度も質問した方が良いでしょう。優良業者であれば嫌がらずに何度でも相談に応じてくれるはずです。何よりも、理想の住まいを得るためにどんどん質問しましょう。

    見積りに自信アリの会社かどうかを
    見極めましょう

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    企業システムに古さはないかチェック

    工事がはじまったら気になるのが、職人さんへの対応。「休憩時間にお茶菓子を出そうと思うのだけど、どんなものを用意したらいいの?」「お心付けの相場はいくらぐらいなの?」と考える方も多いのでは。今でも田舎の方に行くと、多少このようなしきたりが残っているかもしれません。不要だと言われても、「そんなことをしたら工事をちゃんとやってもらえないのではないか…」と不安な方もいらっしゃるでしょう。しかし現在では、茶菓子や心付けで仕事をするような職人さんには、お客様志向の事業展開を目指しているリフォーム業者であればあるほど、発注しなくなっているのです。
    問題なのは、このような件についてリフォーム会社のほうから事前に説明がない場合は、その会社自体がこのようなところをあいまいにしている可能性があります。
    したがって、もし営業マンから事前説明が無い場合は、必ず契約前に聞くようにしましょう。その時の対応が、その会社の体質だと思っても良いでしょう。茶菓子や心付けが当たり前になっている業者は、さまざまなシステムや考え方も古く、お客様志向に立っていないところが多いのです。だからこそ、茶菓子や心付けに対する対応が、業者選びの参考になるとも言えます。

    茶菓子・心付けへの対応で
    業者を判断しましょう

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    商談時、工事中でも議事録を残すかどうかチェック

    リフォーム工事は、請負で仕事を進めます。その分、物販とは違い、信用して工事を依頼することになります。ところがその約束を、簡単な図面や見積書と契約書で住ませるリフォーム業者も多く存在します。だから、お客様が描いているリフォームイメージと、リフォーム業者が描いているリフォームイメージが食い違うケースが発生するのです。また、工事中の細かい対応などを、きちんと決めずに契約しようとするリフォーム業者も多くあり、特にトラブルが多いのが工事中の変更工事に関する決め事です。
    不満がハッキリ言える人はまだいいのですが、言えない人もいるでしょう。また、不満を言っても明らかに業者の落ち度とわかるものでない限り、上手いこと言いくるめられてしまうケースも…。多くの場合が、お客様の泣き寝入りとなってしまうのです。だからこそ、リフォーム会社とのコミュニケーションは、かなり重要なことなのです。
    リフォーム会社のクレームは大きく分けて、工事品質に関すること、工期に関すること、職人さんの対応、営業マンや現場監督の対応等に分かれます。ただすべての問題が、あらかじめ工事前に決めごとをつくったり、再確認をすることで解決する問題ばかりです。しかし、それらの打合せには必ず、「言った、言わない」の問題が発生します。人間の記憶ほどあいまいなものはないからです。
    ですから、打合せしたことを議事録としてお客様に渡そうとする営業マンかどうかというのは、大きなチェックポイントとなります。打合せ内容を渡さない営業マンは要チェックで、後でトラブルになる可能性があります。必ず議事録をその場でもらえるようにしてください。打合せの議事録をお客様に確認してもらい、渡す仕組みになっているリフォーム業者は、かなり安心と言えます。

    打合せ議事録を渡す業者は安心です

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    工事中の不安を解消する姿勢を持っているかをチェック

    工事中は何かとストレスがたまるものです。小さなお子さまや赤ちゃんが自分の家や隣近所にいれば、トンカントンカンという工事の音が気になります。また、解体部分が多いとかなりの埃が出ますので、その分ストレスも多くなります。それだけではなく、買い物に行きたくても職人さんを残しては外出しづらいですし、お風呂やトイレのリフォーム時はそれらが使えなくなるなど、不便なことも…。このように、リフォーム工事中にはストレスが溜まる様々な要因があります。中でも気づかないうちに精神的ストレスになっているのが、職人さんが男性だということです。
    リフォーム会社の中には、前述したこれらの事柄についての説明が商談時に何もなく、工事が始まってから「仕方がないですよ」と片付けてしまう会社も多いのです。全く知らない人がいきなり工事に現れることもあります。あまりにも配慮がないと言って良いでしょう。
    このようなストレスを軽減するために、リフォーム会社にぜひ尋ねてもらいたい事があります。それは『整理整頓、清掃、養生、連絡、工事行程、挨拶、近隣への対応』がどうなっているかです。これらがしっかりできているだけで、ストレスは大幅に軽減されるからです。
    工事内容や商品のことだけを確認するのではなく、工事中の生活のことについてどれだけ配慮してくれるのか、がリフォーム会社選びの重要なポイント。しっかりチェックしましょう。

    工事のストレスにも、
    配慮している会社を見つけましょう

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    職人さんの品質をチェック

    お客様がリフォームをする時にためらう大きな理由の一つに、「どんな職人さんが来るのかわからない」というものがあります。リフォーム会社からすれば、工事をするのに職人さんが入るのは当たり前だという感覚があるのですが、お客様からすると決して感じの良いものではないでしょう。というのも、リフォーム工事が行われるのは平日の昼間ですから、家には奥さんが一人か、もしくは小さなお子さんと一緒という場合が多いと思います。職人さんは、ほぼ全員が男性です。工事によっては職人さんが一人で来る場合も多くなります。これまで会ったこともない、どんな人かもわからない人と、いくら仕事とはいえ長時間、家という閉ざされた空間に一緒にいるのは決して気持ちの良いこととはいえません。
    そこで、リフォームを検討されている場合は、営業マンに「当日はどんな職人さんが何時頃来るのですか」と聞いてみましょう。大事な事はその時の答え方です。リフォーム会社の都合で言えば、その時点ではどんな職人さんが入るかは確定できないはずです。その場で答えられない営業マンが多いのではないかと思います。たとえその場で確定できなくても、お客様に「どんなタイプの職人さんが良いか」といった要望を聞いてくれるくらいの営業マンがいる会社なら安心です。進んでいる会社なら、メインとなる工事職人はどんな人なのかを事前に説明してくれたり、キャリアや実績だけでなく、出身、趣味などまで教えてくれるところもあります。
    こういったことをしているリフォーム会社なら安心して工事を依頼できるはずです。事前に必ず、どんな職人さんが来るのか聞いてみましょう。

    営業マンにどんな職人さんか、
    事前に説明してもらいましょう

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    方針の有無をチェック

    リフォーム工事の場合、仕事の特性上、追加工事が出るケースが多くあります。契約前に図面や仕様書をもとに見積りを確認していても、工事が始まってから、下地の傷み具合が当初の予想以上であったり、お客様側の気持ちが変化したりして、変更や追加が出やすいのです。
    一部の雑誌や書籍には、追加工事の出る業者は悪徳業者のような表現をしているものがありますが、それは間違いです。杓子定規に追加工事はダメと言っている業者より、フレキシブルに対応してくれる業者の方が良い場合も多いのです。
    重要なことは、追加や変更が生じて、それが無償の場合と有償の場合の違いは何なのか、どの場合が追加となるのか、追加や変更になる場合の書類はあるのか、といったことです。これらのことで、その会社がどういう方針のもと仕事をしているのかが分かります。
    また、大体の会社の体質も把握できます。いい加減な会社は、そのあたりがあいまいです。追加や変更に対してきちんとしている会社は、営業時に書類を見せながら説明してくれます。こういうことをあいまいにする会社との契約は、あまりおすすめできません。追加や変更に問題があるかどうかではなく、まずは事前にどんな対応をしてくる業者なのかを確認しましょう。

    追加工事への対応もポイントです

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    重要!アフターメンテナンス

    見積りを依頼される際は、どうしても金額やプランの内容に目が向いてしまいがちです。ですが、それだけでリフォーム会社を選ぶことは大変危険です。やはり工事完了後に何かあったとき、どんな対応をしてくれるのかが大きな要素になります。
    「うちはこれまで一度もクレームやミスはない」と言っている会社ほど危険です。一度もない会社など、まずあり得ません。企業はどんな一流企業でも数多くの失敗体験をしており、そこから学ぶことで成長していくことが多いのです。むしろ一流企業ほど失敗体験は多いでしょう。重要なのはその時、どんな対応をしてくれるかです。特に工事後のアフターサービスを見ればその差は歴然です。ただ、「工事後に何かあった時どんな対応をしてくれますか」と聞くだけでは不十分です。というのは、どこの業者もそれなりに「うちはやっています」と答えるので、それでは見分けがつかないでしょう。「うちはアフターサービスは万全です」と言葉だけで伝えている業者は要注意です。ちゃんとしている業者には「さすが」と思わせるシステムが用意されています。
    良い業者であれば、たとえば定期的にメンテナンスについての「案内」が届いたり、電話をすれば対応するシステムがあります。ちょっとしたメンテナンス工事なら早急に対応できる人を置いている場合もあります。
    こういったことは営業担当に確認すればすぐにわかります。アフターサービスは要チェック項目ですので、しっかり確認しましょう。

    安心・納得のできるシステムかの
    確認をしましょう

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    工事保証書があるか確認

    最近では家電量販店等で店頭表示金額にさらに3%を上乗せすると、通常メーカー保証1年のところを自店保証で保証期間を3年や5年延長に設定している店舗を見たことがある方も多いと思います。これまでは、保証といえばメーカーがすると思われていましたが、顧客満足度向上のため、小売店でもアフターメンテナンスに力を入れているところが増えています。作った会社のためではなく、売った会社もきちんとメンテナンスというサービスに取り組み始めてきたということです。
    リフォーム業界では、時々チラシに「保証書を発行します」と宣伝している会社がありますが、リフォームを依頼される前にはこの保証書がどのような類のもので、実際に保証をお願いする時どのようにすればいいのかを、きちんと聞いておく必要があります。
    『保証』といっても2つのタイプがあり、家電同様、住宅設備品や塗料はメーカーが商品そのものを保証する『メーカー機器保証』と、リフォーム会社が工事まで保証する『独自の工事保証』とがあります。これはチラシや営業マンの表面的な言葉だけでは判断できません。中には「当社ではしっかり保証します」と話していても、実際は『メーカー機器保証書』のみを渡しているというケースも多いのです。独自の工事保証書を発行している会社は、自社のリフォーム工事の品質に自信があり、また工事後のお客様満足向上の努力をしていると言えるでしょう。
    ですから、リフォームをお願いされる時には事前に「保証書を見せてください」と聞いてください。実物を見せてもらうことがポイントです。さっと保証書を出し、細かく説明してくれる会社は、工事後もしっかりフォローしてくれる可能性が高いでしょう。

    「自社の工事保証書を見せてください」
    と聞きましょう

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    お客様の声を反映させるシステムがあるか

    リフォーム産業はクレーム産業と言われています。実際に国民生活センターへの苦情件数上位企業は、訪問販売を中心としたリフォーム関連です。このような原因はもちろんリフォーム会社の姿勢の問題なのですが、請負仕事という業務の性格もあります。新築以上に仕上がりのイメージがしにくく、住みながらの工事になる分、マイナス点がお客様にも見えてしまうからです。
    各社はこうした課題を解決すべく、毎日お客様へのサービスレベルを上げようと努力しています。例えば、「お客様アンケート」など、工事をしていただいたお客様の満足度を調査するアンケートや、それ以外にも、契約できなかったお客様にまで契約できなかった理由を聞いたりしている会社もあります。このような取り組みを続けていくと、お客様の声が自然と多く集まり、それを整理することで、会社としてできることはシステムとして機能させ、お客様満足を高めるための工夫をしているのです。
    また、担当者を通り越して苦情を言える場所も重要です。ディズニーランドにさえお客様相談センターがあります。企業の大きさにかかわらず、お客様相談センターがない会社がお客様満足を語ること自体が錯覚であるとしか言えません。ですから、リフォーム依頼の時、会社がお客様相談センターを備えているかどうかは大チェック項目です。フリーダイヤル、直接のアドレスは不可欠です。それがトップに近いところに直接ダイレクトに入る仕組みになっているかどうかを確認してください。「うちはクレームがないから、お客様センターなんてものもない」といった企業ほど怪しいと思いましょう。お客様センターのある会社には、どのような仕組みで運営されているか聞いてください。その会社のお客様に対する姿勢がわかるはずです。

    あなたの声が伝わりやすい
    会社を選びましょう

  • 15

    いちばん大事なことは

    今まで14個のリフォーム会社選びのポイントをお伝えしてきました。最後の15番目は、あなたが「この会社なら安心」「この人なら任せられる」と思える会社に依頼することをおすすめします。リフォームの工事は基本的に現在進行形でお住まいのお家を工事するもの。そのため職人さんや営業マンがご自宅に入ることになります。だからこそ、あなたが「信頼できる」と思えることが一番大切なのです。
    良いリフォーム会社の場合、1回のリフォームだけではなくアフターメンテナンスはもちろん、別の住まいの悩みごとが発生した際には相談にのってくれたりと、一生のおつきあいとなります。良い業者を見つけるために知人の口コミやインターネットなどを活用して、情報を集めましょう。予備知識をつけてから『良いリフォーム会社選び』をしていただけたらと思います。「お家の悩みは◯◯さんにお願いするので安心」という関係を築けるようなリフォーム会社に出会うことを心から願っております。このページが、皆様のリフォーム会社探しのお役に立てましたら幸いです。

    「この会社なら安心」と思える会社に
    依頼しましょう

※イベント開催時はクオ・カード500円分が増額する場合や、特典が変更になる場合もございます。
詳細はイベント情報ページをご確認ください。

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