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照明器具でお部屋の印象を変える[Vol.076]
インテリア
2018.06.23

照明器具でお部屋の印象を変える[Vol.076]

こんにちは!
石友リフォームサービス 埼玉地区・設計 河又です。

LED照明と白熱灯について、また、後半に番外編として照明の歴史についてお届けします。

蝋燭などから電球という形で永く私たちの生活に光を与えてきてくれた白熱灯ですがLEDの開発に伴い2009年付近から器具の普及に伴い増加してきております。

普及の要因として価格が普及に伴いメーカー努力により商品がお求め安い価格となってきておりランニングコストも抑えられるという点がシェアを広げている要因だと思われます。

もはや認知度もあり既にご承知かと思いますが簡単にメリットを挙げさせて頂きます。

 

LED照明のメリット

1.長寿命
1,000時間の白熱電球に比べ20倍~40倍の4万時間の使用が可能です。

2.発熱量が低い
電球が発する熱がかなり低いので空調の効率にも負担をかけずまた、電球が熱く電球交換時など放熱による熱さを感じません。

3.点灯速度が早い
スイッチを点けてから最大光度に達するまでの時間ロスがありません。

4.紫外線を出さない
紫外線による色褪せが無く美術館照明などにも活用されているLEDですが一般家庭のメリットは虫は明かりに寄ってくるとうイメージがあるかもしれませんが実は一番の要因は紫外線に寄り付くのです。
紫外線を出さないLEDは虫が寄り付かないとう事になります。

5.消費電力が低い
白熱球の20%程度なので電気代も約1/5~7程度と言われております。
白熱球が一年間で2,100円とすれば、LEDですと300円程度なので商品価格を考慮すれば1~2年もせず元がとれる計算となります。

石友リフォームで施工した埼玉の実例をあげてみたいと思います。
2世帯へのリノベーションで全面改修したT様邸です。

キッチン上の吊戸がない対面式キッチンへ変更しよりスッキリ感を演出するためにキッチン上の照明をダウンライトにいたしました。

明るさを確保でき照明のカバーが汚れやすいキッチンですがお掃除の手間も省けます。

▼Before▼

▼After▼

照明器具の使い方や場所に応じて見せ方を変えてはいかがでしょうか。

LEDのデメリットとしては初期導入費用が高いなどもありますが、個人的見解ですが照明器具からみえる電球のデザイン性が低い様に思います。

以下、番外編に続きデザイン性についてお話致します。

【番外編・電球の歴史】

エジソン電球というのをご存知でしょうか?

白熱球はエジソンが発明した物です。フィラメントと言われる写真の明るく光っている部分です。

実は開発当時、エジソンはフィラメントの素材を探していて試行錯誤していたエジソンは机の上にあった日本の扇子の竹を利用した所、飛躍的に燃焼時間が延び素材を吟味し最終的に京都の竹が使用されたそうです。

写真の電球はエジソン電球のレプリカです。この電球は現在では日本に作れる職人が居なくなり残念ながら入手出来なくなっております。電球先のとんがり部分が特徴的ですね。

もはや手に入らないとなると似た物を探してみたくなります。(笑)

やはりLED電球のデザインが気に入らず2014年にクラウドファウンティングにより資金調達を果たし製品化に漕ぎ着け現在では製品化し一般の人でも購入可能なLED電球を個人的に手に入れてみました。

フォルムやフィラメントのデザインはやはり近い様で遠いものでしたがLEDのメリットを取り入れながら電球にこだわってみるもの良いかもしれませんね。

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