リフォームコラム

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「実家リフォーム」想い出は残しつつ、住み継ぐ家へ。築50年経過した建物の間取改善のポイントを解説!福井県の施工事例もご紹介[Vol.777]
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2022.12.13

「実家リフォーム」想い出は残しつつ、住み継ぐ家へ。築50年経過した建物の間取改善のポイントを解説!福井県の施工事例もご紹介[Vol.777]

みなさん、こんにちは!石友リフォームサービス福井店営業の岸上です。
今回のテーマは「実家リフォーム」。
単世帯から二世帯へ、親から子へ、相続・贈与対策等・・・住み継ぐ形とキッカケは人それぞれ。同居だけではなく、空き家になってしまった祖父母の住まいを孫世帯が住み継ぐ、といったケースもありますね。想い出が残るお家を引き継いで暮らしていくのは素敵なことです。けれども、築50年以上を経過した住まいで快適に暮らすためには、柱など家の構造部分から補強が必要な場合も多く、間取りも今のライフスタイルには合わない・・・そこで、リフォームの出番です。


今回はそんなお住まいの間取り改善のポイントを解説!また、古民家再生まで仰々しいものではなくても、耐震等住宅性能までしっかり配慮したリフォームで、これからも安心して暮らせる住まいに蘇らせた当社の事例をご紹介します!



昔ながらのお家にはどのような間取り改善が必要?

古民家リフォーム

田の字にレイアウトされた和室4室を基本に縁側がついたり、仏壇専用の部屋が挿入されて部屋数が6室になっていたりするのが昔ながらの民家の間取り。当社では度々古い民家のリフォーム相談をお受けすることがありますが、築50年以上のお住まいはほとんどがそのような間取りになっています。昔は冠婚葬祭や寄り合い等、大勢で集まる行事も自宅でしていたため、襖の開閉によって部屋をつなげて広くしたり個室にしたりできる間取りが便利だったのでしょう。ですが、部屋と部屋が障子や襖でしか区切られていないためプライバシーの確保が難しかったり、建物の中心や北側に光が届きづらく昼間でも暗かったり。このままの間取りで今の私たちが住み継いでいくのは難しい・・・。だから、現代の暮らしに合う間取りへのリフォームが必要なのです。


①暗さ解消

窓は外周にしかつけられないので、家が大きかったら中央が暗くなるのは当たり前ですね。「古い家だから」というだけでなく、古いお住まいは比較的大きなお家が多いので日の当たらない場所ができ、日中でも照明をつけないと暗い場所ができてしまうのです。また、昔の家は客間として使う座敷を南側の日当たりの良い場所にすることが多く、ご家族が過ごす居間が薄暗い…というのは、わりとよくある話です。
暗さは間取りの変更で改善が可能です。屋根を改修する際にトップライト(天窓)をつけることで光を採り入れたり、間取りを大きく変えて光の届かない住まいの中心を収納や廊下等にしたり。窓を断熱性の高い高性能サッシにすれば、暗さを解消しつつ断熱性の向上にもなります。


▼築85年、暗さを解消した施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_43.html

LDKリフォーム

リビング上を大きな吹き抜けにすることで、2階からの光もふんだんに取り入れることができます。断熱工事を施し、吹き抜けでも冷暖房効率は抜群。床暖房の採用で真冬も暖かく快適に過ごせるようになりました。格子スクリーンでキッチン&ダイニングとリビングをしっかりとゾーニングしつつ互いの気配や光を届け、広がりのある空間を実現しています。


②プライバシーの確保

家族同士のプライバシーを確保したい場合は、部屋と部屋の間に廊下や収納を置く等の間取りの工夫が必要です。家族間で就寝時間が違う場合は、廊下を設置したほうがテレビ等の音が漏れにくく、プライバシーも確保できます。


▼築70年、プライバシーを確保した施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_611.html

古民家リフォーム

築70年の祖父様から受け継いだ住まい。当初は新築に建て変える計画もしていましたが、親の代から大切にしている仏間等も残しつつ、建物を蘇らせるご提案をしました。親の代から大切にしている仏間はもともとあった漆塗りと朱色のジュラク壁を活かしつつリメイク。奥の和室2間は間取りを大きく変更し、ご主人の仕事場兼書斎となるワークスペースとホテルの客室のように落ち着ける寝室を実現しました。パブリック空間とプライベート空間をしっかり分けることで、ご主人の夢であった「老後にゆったりとした時間を過ごせる空間がほしい」という思いをカタチにでき、とても喜んでいただきました。


③効率的な水回り動線

家事動線を考えながら水回りの配置を考えると、より効率的に作業が行なえる間取りが実現できます。掃除、洗濯、そして毎日の食事。それらの家事を連携して行なうことができるように間取りを考えてみましょう。例えば、洗って干せるユーティリティの近くにファミリークローゼットがあれば、乾いたらすぐにしまうことができますね。また、キッチンとユーティリティが隣接していればお料理しながらお洗濯・・・等、ながら家事ができるのでとっても効率的です。とはいえ、ご家族それぞれのライフスタイルによって使いやすい水回りは違うもの。今の暮らしにはどのような水回りが使いやすいのか、まずはご相談ください!
 

▼築60年、効率的な水回り動線を実現した施工事例

古民家リフォーム


https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_39.html


田舎のため、普段はほとんど使用しない仏間と畳敷きの広間が家の中心にありました。そのスペースをもっと有効活用できるように、大きく間取り変更。お勤めをされている奥様のために家事効率を上げることに重点を置いて、キッチンの後ろからすぐにサンルーム・洗面所・お風呂につながる間取りをご提案。料理をしながら洗濯・・・等、同時に作業ができて効率的です。増築した4帖ものサンルームは洗濯物を干しっぱなしで出かけてもOK!雪や雨が多い福井にはぴったりですね。


④使いやすい収納

収納スペースが全くないとタンスや食器棚・衣装ケースが空間を埋め尽くし、部屋全体がごちゃごちゃして見えます。また、ストック品などの管理も困難で、同じものを購入してしまった…なんてことも。暮らしにあわせた適所適量の収納を設置することで、空間がスッキリするだけでなく整理やストック品の管理も容易になります。


▼築100年、使いやすい収納を実現した施工事例

玄関リフォーム


https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_334.html


「住まいの顔」である玄関をいつもスッキリとした状態に保てるよう、玄関の横に勝手口と下足収納の2つの機能が備わったエントランスクロークを設置。通り抜けできるので、収納も楽々です。また、家族同様にいつも打ち合わせに参加していただいた愛猫フルフルちゃん。そういえばフルフルちゃんの居場所は?と思い出し、急遽大工さんにお願いをしてパントリーの下部分を猫ちゃんスペースに。すぐに慣れて心地よく使っていただいています。


⑤使用頻度の少ない部屋の活用

使用頻度の少ない部屋を活用すれば、趣味の部屋をつくったり現状の不満を解消をすることが可能です。例えば、何か集めているものを飾り鑑賞できる部屋や、運動不足解消にランニングマシン等を置いた自分だけのジム等。寝室のクローゼットだけで洋服やバック等の小物が納まらないなら、一部屋丸ごとドレスルームにしてしまうことも可能です。もちろん広いLDK等、家族だんらんができる大空間にするのも素敵ですね。活用方法は様々。まずはご相談ください!


▼築90年、使用頻度の少ない部屋を活用した施工事例

LDKリフォーム


https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_335.html


今はあまり使わなくなってしまった和室をつなげて三世代が集える大空間LDKに。構造材を見せるデザインで、今と昔がマッチしたモダンな空間になりました。築90年の家にはやはりそれなりの思い出・歴史があります。お施主様からは「リフォームで蘇った柱・梁を見ながら生活できることが楽しみです」とお言葉をいただきました。



【石友リフォーム】福井でのリフォーム施工事例

築112年の住まいを再生!子や孫へ守り住み継ぐ古民家リフォーム

外壁リフォーム

▼施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/36.html


息子さんの結婚を機に築112年のお住まいを二世帯住宅にしたいとのご要望。100年以上受け継ぐ前提で建てられた非常に強固なお住まいとはいえ「本当にリフォームすることができるのか?」からのスタートでした。お施主様には「先祖から受け継いだ今では入手困難な建物の構造部だけでも残したい」との想いが強くあり、石友リフォームサービスのホームインスペクター資格を有したスタッフがお住まいをしっかり点検・診断した上でリフォームすることになりました。
【その他の細かいご要望】
・古い家なのでちょっとした地震でも心配
・部屋が暗く冬はとても寒い
・三世代で暮らすには部屋数が足りない
・洗濯室も外にあり使いづらい
・家族でゆっくりくつろげる場所が欲しい
・プライベートな空間が欲しい

古民家リフォーム

平屋でありながら茅葺屋根の為、建物の見附面積(風を受ける建物の面積)および小屋裏空間が大きく、耐震補強計画の際は安全を考慮して床面積を割増して計画しました。

基礎工事・断熱工事

築112年ということもあり低かった耐震性能を基礎から補強。しっかりと断熱工事も施し、安心で快適な住環境を実現しました。


また、契約前からインテリアコーディネーターが打ち合わせに参加し、リフォーム後のイメージをしっかりと分かってもらえるよう図面はもちろんパース(3Dイメージ図)でもご提案。和風モダンな外観や既存の梁を生かしながらスタイリッシュさも併せ持った内装デザインも、設計・インテリアコーディネーターがお施主様の思いをお聞きしながらパース(3Dイメージ図)で分かりやすく見てもらうことで安心して任せていただきました。


▼外観提案パース(3Dイメージ図)

外壁リフォーム

▼外観完成写真

古民家リフォーム

今後のメンテナンスにも配慮した外壁材に。地域のシンボル的な存在であったお住まいの風格を大事にした和風モダンな外観デザインをご提案しました。


▼LDK提案パース(3Dイメージ図)

LDKリフォーム

▼LDK完成写真

LDKリフォーム

当初、LDKは既存の梁を活かしたデザインを考えていましたが、パース(3Dイメージ図)を見て再検討。キッチンから自然につながるスッキリしたデザインに変更しました。家族の会話が自然と弾む明るいLDKになりました。


▼玄関ホール提案パース(3Dイメージ図)

廊下リフォーム

▼玄関ホール完成写真

玄関リフォーム

玄関ホールは既存の立派な梁を活かしたデザインをご提案。吹き抜けにし、床・壁・天井の色合いや照明も梁が際立つよう外観と同じく和風モダンの雰囲気でまとめ、お客様をお迎えする風格あるエントランスとなりました。


▼客間提案パース(3Dイメージ図)

和室リフォーム

▼客間完成写真

和室リフォーム

お施主様が明るさに一番こだわった空間です。下半分がガラスになっているので庭を眺めて楽しめる粋な「雪見障子」を採用し、お庭から差し込む日差しがやわらかな光を届ける明るい客間となりました。大きな窓を設けても断熱性が高い樹脂窓のご提案で、明るく暖かい居心地の良い客間に生まれ変わりました。


築112年のお住まいの風格を残しつつもスタイリッシュで和モダンな外観が目を引く、まるで新築のような住まいに生まれ変わりました。暮らしやすさも格段にアップ!これからの世代へ受け継いでいくためのリフォーム、大成功です!


石友リフォームサービスでは、他にもたくさんのお施主様から喜びの声を頂いております。理想のリフォームを叶えたお客様の声をご覧ください。
▼実際のお客様インタビュー
https://www.ishitomo-reform.co.jp/#movie
▼お客様からの太鼓判
https://www.ishitomo-reform.co.jp/hallmark/



リフォーム前にまずお住まいの総点検を

住宅診断

「リフォームしたら本当に快適になるのかな?」
「我が家は古すぎるのでは?」
何年も住んだ古いお家のリフォームではそんなご相談をよく受けます。
リフォームをして快適に住めるかどうかは、ちょっと見ただけではなかなか判断が難しいもの。築年数を経た家の老朽化や耐震性は見た目だけではわかりません。石友リフォームサービスでは、ホームインスペクター資格を有したスタッフが多数在籍し、高い診断技能を有した専門家の視点から住宅の劣化状況、耐震状況などリフォームすべき箇所や時期を的確に判断します。お住まいの状況によっては建て替える方が、費用的に安くなる場合も・・・しかし、先祖から受け継いだお住まいは壊してしまったらもう取り返しがつきません。後悔のない判断ができるようしっかり調査を行い、お施主様の思いや法律上の問題などを加味しながら、安全面・性能面・コスト面トータルでご提案致します!


▼石友リフォームサービスが選ばれる理由
https://www.ishitomo-reform.co.jp/about/


▼リフォームの流れ
https://www.ishitomo-reform.co.jp/knowledge/flow.html


▼大型リフォーム工事の流れ
https://www.ishitomo-reform.co.jp/construction/large.html



築50年以上のリフォームにおすすめ!住宅性能向上リフォーム

性能向上リフォーム

「夏は涼しく冬は暖かく過ごしたい」
「安全で丈夫な家で安心して暮らしたい」
「ランニングコストが安い省エネ住宅にしたい」
そんな希望は新築でしか叶わないと思っていませんか?住宅性能はリフォームで向上させることができます。どうせリフォームするのならば資産価値を高めるリフォームを行って、より長く安心して快適に住み継げる住まいにしましょう。


耐震

耐震基準は「昭和56年6月」と「平成12年6月」の2度にわたって大きく改訂されています。もし、あなたの家が昭和56年以前に建てられたものなら要注意!まずは耐震診断を受け、お早めの地震対策をおすすめします。耐震改修には補助金が使える場合があり、当社でもご提案させていただいております。これからも安心・安全に暮らしていくために、住宅の耐震化をリフォームと一緒に考えてみませんか。


断熱

福井は気候のいい春や秋が短く、特に冬の寒さは厳しいですよね。福井県で一年中快適に過ごすためには、住宅の断熱性能を確保することが必須です。開口部の断熱改修・外壁や屋根や天井または床の断熱をすることで、ヒートショック対策や冷暖房費の削減にもつながります。


バリアフリー

段差をなくしたり滑りにくい床を採用することで、将来、足腰が弱くなったり介護が必要になった時も快適に暮らせます。高齢者だけではなく、妊婦さんやお子様も床につまずいて怪我することが無いような住まいなら、家族みんなが安心ですね。


上記の工事に対しては様々な補助金(助成金)制度があります。補助金を受給する場合は、着工前に申請が必要になります。ショールームで事例をもとにご説明しておりますので、まずは石友リフォームサービス各店までお越しください。


▼補助金活用リフォーム
https://www.ishitomo-reform.co.jp/news/details_3630.html



<まとめ>

リフォームか建て替えか

築50年以上の家にお住まいの方のお悩みで多いのが、「リフォームか、建て替えか」。単純に工事費のことだけで判断すると後悔する場合があります。家族の歴史があるお家、建て替えるとそういった歴史がなくなってしまうことを覚悟しなくてはなりません。また、コスト面の話だけではなく、法律的な問題もあります。現行の建築基準法で建て替えを行うと、建築面積を減らす必要があったり、再建築が不可な土地もあるので注意が必要です。
まずは現在の住まいの正確な状態を知ること。そしてリフォーム成功のためには住宅に精通したプロによるアドバイスが必ず必要なのです。当社ではお住まいの状態を確認してみるだけのご相談も承っております。当社専門スタッフが現地にお伺いし、診断いたします。
築50年以上の物件のリフォームには、新築にはない愛着や風情を感じられるなど、数々のメリットもあります。石友リフォームサービスでは築50年以上のお住まいや、100年以上の古民家リフォームもたくさんお手伝いしていますので、まずはお気軽にご相談ください!


▼リフォームと建て替えどっちがいいの?
https://www.ishitomo-reform.co.jp/knowledge/reform_tatekae.html


司法書士事務所による実家リフォームの流れ
無料ご相談予約受付中! 
協力:谷道事務所

リフォーム相談

住み継ぐことを考える際に必ず絡んでくるキーワードが「相続」。
家族のためにできる生前対策は?相続や贈与についてよく知らない・・・等、誰に聞いたら良いかわからないこんなお悩みありませんか? 実家リフォームする上で知っておきたい登記の流れや ローンの基本のことを司法書士がわかりやすく解説します!
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※税務相談は行っていませんのでご了承ください。



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当社では体感ショールームにてイベントを定期的に開催しております。気になるリフォームの最新情報はもちろん、専門スタッフによる無料相談会も実施中。
年代や仕様により住まいの住宅性能は異なります。特に古い家にお住まいの方は、この先も快適なお住まいに住み続けるために、断熱工事や耐震工事等、完成してしまったら見えなくなってしまう部分を重要視されるお客様が増えてきています。そんなお客様には、ご自宅のリフォームにはどんな工事が必要なのか、どんな工事をするのか、ショールームで実物大模型を見ながらわかりやすく解説中!

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リフォームだからできる住宅性能UP=ランニングコストダウンの秘密もショールームにてご説明しております!愛着ある今のお家に長く住まうためにも、一度ショールームをご覧ください!
ご相談・お見積も無料となっておりますので、ぜひお気軽にお申し付けください。当社スタッフ一同、心よりお待ちしております!


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