キッチンリフォームの際の食洗機の検討について少しお話をしたいと思います。
キッチンを購入される際に大切にしたい考え方は「家事をラクにしたい」ということですが、そのためにはキッチンの天板上に物を配置しないリフォーム計画を立てることです。キッチンで行う作業には、まな板を用いて材料を切る・ボウルで材料を混ぜる・揚げ物の際にはパン粉をつける・お皿に盛り付けるなど多くの材料と調理器具を用いて様々な調理作業をすることになります。
なので、キッチンの上に物が置いてあると、調理作業の妨げになりますし、片づけの際には物が置いてあると掃除がしにくいことにもなります。
ではキッチンの上によく置いてあるものは何があるかというと代表的なのは「水切りかご」であり、片づけの際の必需品であります。水切りかごは非常に大きなスペースをとりますので、作業スペースが狭くなっている大きな要因の一つになっているのではないかと思います。下の写真は実際の社員宅のキッチン状況です。
そこでお勧めしたいのは、食洗機であります。食洗機を入れることで大きな水切りかごは不要になります。（ただ、小さな水切りかごは必要です。これは通常システムキッチンのシンク内に小さな水切りかごは付いてきますが、食洗機を使用するまでもない少量のお皿を手洗いした時のものです。
またこの水切りかごは容量が小さいので３，4人分のお皿やコップなどを収めることはできません。）食洗機はお皿を洗う時間を短縮するだけではありません。これまでキッチンの上に置いてあった水切りかごが不要になり、それはキッチン上における作業効率を上げることにも繋がります。
キッチンリフォームの際には、食洗機を導入されるかはよく検討して頂けるといいのではないかと思います。また、仮に導入されない場合には水切りかごの置き場を事前に考慮したリフォーム計画を立てて頂くと良いのではないかと思います。
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