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屋根のリフォーム~コロニアル編~[Vol.124]
外壁屋根
2019.02.18

屋根のリフォーム~コロニアル編~[Vol.124]

こんにちは。
石友リフォームサービス川越店 営業の赤崎です。

今週のコラムは、埼玉県川越市脇田新町の川越店ショールームよりお送りいたします。


今回は、屋根のリフォームについてご案内させて頂きます。

一戸建てのお家ならばどのお宅でも必ず屋根はあります。
屋根は雨や雪、風などからお家を守ってくれる大事な部位です。


しかし、普段容易に見られる場所ではないのでメンテナンスが後回しになってしまうようです。

一言に屋根と言っても材質・形状はさまざまで、メンテナンスの方法もそれぞれです。

そんな多様の中から今回は、この埼玉県で比較的多い『コロニアル』と呼ばれる屋根材のリフォーム(メンテナンス)についてお話させて頂きます。


(1)コロニアルとは?

コロニアル屋根は、スレート屋根、カラーベストなどとも呼ばれるセメントなどを使用して
薄い板状に成形された屋根材で、近年の洋風のお宅に使用されることが多い屋根材です。

 ↓こんな屋根よく見ませんか?これがコロニアル屋根です。

コロニアル屋根


(2)コロニアルの劣化

コロニアル屋根の劣化事象は様々です。

経年劣化による表面の色褪せやコケの付着、棟(むね)等の板金部分のサビ、
表面塗膜の剥離、そして屋根材そのものの品質不良によるものなど、各お家の条件によって違うのです。


▼例)表面色褪せ

リフォーム前の屋根 劣化

▼例)棟板金サビ

リフォーム前の屋根 サビ


(1)コロニアルのメンテナンス(リフォーム)

上記のように劣化事象によってメンテナンスの仕方も変わってきます。

基本的には10年程度で定期的に塗装することが必要なのですが、状況によっては塗装ができない状況があるので事前の調査が必要なのです。


<<パターン【1】塗装>>

調査の結果、特別な劣化がなければ塗装をします。
高圧洗浄機による水洗いで汚れやコケ、浮いた旧塗膜等を落としてから専用の塗料で

3工程塗ります。
塗装の目的は、美観はもちろんですが屋根材の保護と水はけの向上という維持管理の側面が強いので、屋根だけでなく建物を永く維持していく為には必要なメンテナンス工事です。
塗装工事をするにあたっては足場の架設が必要ですので、
外壁の塗装とメンテナンスサイクルを計画的に調整して行うことをお薦めします。

リフォーム後の屋根

<<パターン【2】屋根材の葺き替え>>

表面の劣化が著しいと、塗装が不可能な場合があります。そんな時は、屋根の葺き替えをお薦めします。葺き替えと言っても既存のコロニアル

屋根を剥す場合もありますが、ご予算の関係や既存屋根にアスベストが含まれているケースなどはカバー工法(重ね葺き)を提案させて頂いています。


その場合はコロニアルの重ね葺きではなく、より軽量な金属性の屋根材をお薦めします。
施工手順は、既存屋根の板金部材を撤去し、防水シートを全面に張り、屋根材を葺きます。

コロニアルよりも若干高価ではありますが、割れたり変形したりする心配が無いために
防水性も優れています。

屋根の重ね葺き工法

以上、今回はコロニアル屋根のお宅のリフォームの代表的なパターンを紹介しましたが、各お家によって屋根材の種類も現状のコンディションや問題点も様々です。


石友リフォームサービスでは、まずは屋根に上がって調査し、その状況に応じて適切にご提案とお見積りをさせて頂きます。もちろん調査は無料です。


また、川越ショールームではカバー工法の再現模型や各屋根材のサンプルを常時展示しておりますので、詳しくご説明させて頂きます。

屋根が気になり始めましたら是非お気軽にご来店ください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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