リフォームコラム

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地震が起きたら…[Vol.178]
耐震・断熱
2019.06.24

地震が起きたら…[Vol.178]

埼玉県川越市にあります石友リフォームサービス川越店の工事担当です。


山形県沖で最大震度6強(マグニチュード6.8)の大地震が起きてから早一週間余り。「災害は忘れたころにやってくる」と言いますので、忘れる前に対策を講じておきたいものです。


以前に阪神淡路大震災に被災した人から話を聞く機会があり、その時の体験を聴かせてもらったことがあるのですが、大地震の揺れに対し、何か地鳴りのようなものが来るのを感じながら、揺れが始まってからは何も出来ず、なすがまま…というか、「されるがまま」だったそうです。揺れが大きすぎると、人間の反射神経では追いつけないそうです。なので、よく言われている、窓を少し開けておくとか、机の下に隠れるという余裕があるものは、大した地震ではないということです。


という前提のもと、揺れが収まった後の行動について、Yahoo!から引っ張らせていただきました。


■揺れが収まってからの行動
 1.火を消す
・揺れが収まったら火を消す。
・火が消えていてもガスが漏れている場合があるので、ガスの元栓も閉める。


2.落下物や足元に注意・歩くときは、落下物や散乱したガラス・蛍光灯の破片などに注意する。
・家の中を歩くときもヘルメット等で頭を保護し、靴を履くなどする。
・近くにヘルメットや靴がない場合は、鍋やスリッパ等で代用する。


3.暖房器具を消す
・揺れによりストーブなどの暖房器具が倒れている可能性があり、火災の原因になるので確認する。
・電気が復旧したら、暖房器具が勝手につき、火災の原因になる場合もあるためコンセントを抜く。


4.ブレーカーを切る
・停電の場合避難中に電気が復旧する可能性があり、通電火災を防ぐためブレーカーを切る。
・停電していない場合漏電による火災の可能性があるため、ブレーカーを切る。


下敷きになったら
・家具の下敷きになってしまったら、大声で助けを求める。
・多くの人たちが駆けつけてくれれば、その分助け出される可能性が高まる。
・助け出す立場になったとしても、一人で解決せずに近所の人たちと力を合わせて救出する。


火災が発生したら
・出火したら常備してある消火器で初期消火を行う。
・1本の消火器で消せなくても、数本あれば消せる場合もあるため、「火事だ!」と大声で叫び近所の人たちに知らせる。
※個人でできるのは初期消火まで。大きな火災の場合は、逃げることを最優先に考える。


まあ、こんなことができるのも生き残ることが出来てこそではあります。地震で命を落とさない為には、多くの人が人生の1/3以上を過ごす自宅の耐震強度が重要です。消費税増税前にリフォームをしようかな!?というお客様のご相談が多い中、目先の表面だけのリフォームではなく、安心安全なリフォームを一緒に考えてくれる会社に相談することが大事だと思います。


特に間取りを変更するリフォームに関しては、耐力壁(耐震上必要な壁)を触ることも多々あると思います。施工業者によっては、平気で筋かいを切ってしまったり、穴をあけてしまったりということがあります。厳密にいうと「構造欠損」にあたり、家が弱くなってしまうので、ほかの場所をバランスよく補強する必要があります。


新築から一度も家を触っていないお宅も要注意。劣化事象もモノによっては、耐震強度を落とします。


石友リフォームサービスでは耐震診断、劣化診断、床下調査、など無料で行っています。
ご心配な方や、気になっている方は、石友リフォームサービスまで一度お気軽にご相談ください。国道16号線沿いのショールームでお待ちしております。

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