リフォームコラム

戻る
冬も水はちゃんと出る? エコキュートが凍結しない理由と正しい対策ガイド
その他・お役立ち情報
2025.12.27

冬も水はちゃんと出る? エコキュートが凍結しない理由と正しい対策ガイド

*プレミアムエコキュート / 参照:CORONA
https://www.corona.co.jp/eco/

 

 

冬になると「エコキュートって凍らないの?」「朝、水やお湯が出なかったらどうしよう…」と不安になる方は多いのではないでしょうか。

 

特に氷点下になる地域や、2月の寒波が続く時期は、給湯器トラブルが急増します。

 

しかし結論から言うと、エコキュートは正しく使えば、冬でも安心して使える給湯器です。

 

 

この記事では、エコキュートが冬でも安心して使える理由をはじめ、凍結しやすいポイント、今すぐ実践できる予防策、そして万が一トラブルが起きた場合の正しい対処法まで、段階的に解説しています。

 

これから紹介するポイントを押さえておけば、寒い季節でも給湯器の不安を減らし、安心して毎日の暮らしを送ることができます。

 

 

 

 

冬にエコキュートの水・お湯が出なくなる主な原因

 

冬場に「急にお湯が出ない」「水が止まった」というトラブルの多くは、給湯器本体の故障ではなく配管の凍結が原因です。
 


*外部水道の凍結

 

特に外気温が0℃以下になる夜間から早朝にかけて、給水管・給湯管・ふろ配管などが冷え切り、内部の水が凍ってしまうことで流れが止まります。

 

また、電源を切っている、長期間使用していない、保温材が劣化しているといった条件が重なると、凍結リスクは一気に高まります。

 

「まだ新しいから大丈夫」と思っていても、設置環境や使い方次第で凍結は起こるため注意が必要です。
________________________________________

 

 

 

今すぐできる!エコキュートの凍結を防ぐ予防策

 

凍結トラブルは、事前のひと工夫で防げるケースがほとんどです。

 

*エコキュートの仕組み / 参照:コロナエコキュート

https://www.corona.co.jp/eco/feature/about.html

 

まず重要なのは、冬場は電源を切らないこと。

 

通電していれば、エコキュートに搭載されている凍結防止機能やヒーターが自動で作動します。

 

次に、浴槽にお湯(または水)を残し、循環機能を使うこと。

 

配管内に水が動くことで、凍結を防ぐ効果があります。

 

さらに、屋外に露出している配管には保温材や断熱カバーを巻くことも効果的です。

 

これらは後付けでも対応でき、リフォーム時の簡易対策としてもおすすめです。
________________________________________

 

 

 

凍結してしまった場合の正しい対処法

 

もし凍結してしまった場合は、無理に動かさないことが最優先です。

 

凍った状態で運転を続けると、配管破損につながる恐れがあります。

 

基本は、気温が上がる日中まで待ち、自然解凍を待つこと。

 

急ぐ場合でも、熱湯は絶対に使用せず、ぬるま湯(40℃以下)を少量ずつかけて解凍してください。


 
エラー表示が出た場合は、取扱説明書を確認し、メーカー推奨の手順でリセットを行います。

 

それでも改善しない場合は、早めに専門業者へ相談することで、被害を最小限に抑えられます。
________________________________________

 

 

 

寒冷地でも安心して使うためのエコキュート対策

 

寒冷地では、寒冷地仕様のエコキュートを選ぶことが大きな安心につながります。

 

凍結防止性能や断熱性が強化されており、厳しい冬でも安定した給湯が可能です。
 


*凍結予防バイパス回路
タンクのお湯を使って配管を温める省エネ設計です。 / 参照:コロナ

https://www.corona.co.jp/eco/feature/about.html


また、設置場所も重要なポイントです。

 

風当たりの強い北側を避け、雪が溜まりにくい場所を選ぶことで、トラブルのリスクを下げられます。

 

長期間留守にする場合は、電源を入れたままにし、事前に凍結対策設定を確認しておくことが大切です。

 

地域の気候に合った機種選びと使い方を知ることで、冬でも安心してエコキュートを活用できます。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

エコキュートは、凍結防止機能や寒冷地仕様など、冬でも安心して使える工夫が施された給湯器です。

 
*接続イメージ図 / 参照:コロナ
https://www.corona.co.jp/app/

 

ただし、その性能を十分に活かすためには、正しい使い方と事前の対策が欠かせません。

 

配管の保温や電源管理、残り湯循環など、少しの意識で防げるトラブルも多く、逆に対策を知らないまま冬を迎えると「水が出ない」「お湯が使えない」といった不便につながります。

 

もし「うちの使い方で大丈夫?」「寒冷地でも問題ない?」と不安を感じたら、冬本番を迎える前の点検・相談がおすすめです。

 

住まいの環境や使用状況に合わせたアドバイスを受けることで、安心して寒い季節を乗り切ることができます。

 

給湯器は毎日使う設備だからこそ、トラブルが起きる前の備えが、家族の快適さを守る第一歩になります。

石友リフォームサービス 富山エリアの情報はコチラ
石友リフォームサービス 石川エリアの情報はコチラ

石友リフォームサービス 福井エリアの情報はコチラ
石友リフォームサービス 埼玉エリアの情報はコチラ

 

ページ先頭へ