リビングは猫ちゃん対策に腰壁を取り付け。
お色味はウォールナットで統一致しましたが、建具は重くなりすぎないよう、あえてホワイトに。
アクセントクロスのブルーグレーで可愛さも出しました。
テレビ周りはキャットウォークになっております。

映画などを楽しむ趣味のお部屋は暗い空間を作るためのネイビーの壁紙が特徴的です。
スピーカーも設置され、くつろぎの空間となりました。

居間は落ち着く和の空間とし畳敷き、シックな竿縁天井としました。
また、ポイント使いで調湿性のある「エコカラット」を採用。
壁の仕上げは左官仕上げ「ベルアート(※)」をとし機能性・デザイン性もUPし表情豊かな空間に。
※作業方法により幅広い仕上がりパターンを形成することができ、ひび割れに追従し、防カビ・防藻性がある装飾仕上げ塗材のこと。

造作収納は棚のサイズも入れるものを決めて高さ、幅を決めました。
お部屋の入り口はカウンターを取り外しできるようにし、ジオラマがつながるようにいたしました。

間仕切り壁をなくして広いLDKにしたことで、猫ちゃんがどこにいても、ご家族は猫ちゃんの気配を感じられます。
床暖房の採用で、冬も暖かなLDKになりました。
猫ちゃんがひっかいてもいいようにとご提案した腰壁が、お部屋に重厚感を演出するアクセントにもなっています。

動線を一番に考え、アイランドキッチンにダイニングテーブルを横付け配置。
テーブルはキッチン本体と別のため、配置換えも可能です。
冷蔵庫・IH・シンクの3点の他、配膳もスムーズに行えます。
調理中はキッチンの上が狭くなりがちですが、真横のダイニングテーブルを使えば盛り付けスペースにも困りません。

リビングに馴染んだカウンターは、実はキャットウォーク。
小物を飾っても良いですし、猫ちゃんも大喜びです。

既存で使用されていたテレビボードを活かして、キャットウォークを作成しました。
左右の物入れに橋渡しをする形で、キャットウォークを作り、楽しいリビングルームになりました。

和モダン客室のポイントとなるアクセントクロスは、何度もオーナー様とお打ち合わせを行い、自然豊かな場所に建つ旅館の雰囲気を考え、和風の植物柄クロスを幾つかご提案し、お選びいただきました。
アクセント部のサイズも綺麗に見えるように計算。

クラシカルな色や柄物の家具を取り入れる際に気をつけたいのが、その量について。
ヨーロッパアンティークの家具は、ファブリックに花柄を使用したアイテムが多いですが、あまりにたくさん取り入れると部屋がうるさくなったり、想像以上にエレガントすぎる印象になるため、合わせる家具を考慮してメインカラー、アクセントカラーやポイントになるところを考慮して内装のご提案をしました。