
二世帯リフォーム
築50年の家に3世代7人暮らし。
子ども達も成長し、2階を子世帯専用空間にリフォームすることに。
そのために、キッチン・シャワールーム、また3人の子ども達の部屋を作る必要がありました。
また、お施主様が最もこだわったのは「インテリアデザイン」。
専属インテリアコーディネーターと共に、打ち合わせを重ね作り上げました。
Living / Dining / Kitchen
お施主様がまず最初にこだわられたのは大きな梁を活かすことでした。
現地調査時に屋根裏を調査し、太く立派な梁があることを確認。
このご自宅は、亡くなられたお祖母様の実家の山からの木を使って建てられたということで、木材1本1本にも家族の思いが詰まっていました。
そこでLDKは梁見せの勾配天井とし、構造上省いても問題ない柱も抜かずに間取りをプランしました。
デザインはオークの無垢材、白のブリックタイルを使いたいとの思いがお施主様に当初からありましたので、それら基調にヴィンテージテイストで
コーディネートいたしました。
出窓のサッシとキッチンに設けた室内窓の枠を黒にすることで、無骨な雰囲気を演出。
LDKのスイッチはアメリカンタイプにし、それに合わせコンセントカバーもシルバーのものを採用。
構造上に影響のない柱はあえて化粧材等できれいにするのではなく、ほぞ穴や傷をそのまま残し、ヴィンテージ色を強めました。
Study Corner
子ども達の勉強、宿題は自室ではなく、
なるべくリビングでやって欲しいとのお施主様の思いから、
スタディカウンターを設けました。
勉強中はテレビを見ないようにと、
テレビから背を向ける位置に設置しました。
壁には黒板塗装を施し、絵を描いて遊んだり、勉強を教えたり、
連絡事項を書いたりと、コミュニケーションが広がります。
また、たっぷりと本がしまえるよう本棚も2列設け、
プリンターやプリント用紙等もどう収めるかを想定し棚を設置しました。
Living
LDKを2階のどこに設けるか、何度もプランを練りました。
朝日のあたる東側か、1日を通して明るい南側か、それとも両側か…
様々な点を考慮し間取りを決定致しました。
朝日が入り、東西に風が吹き抜け、東からも室内窓で柔らかな光が入る
心地いいLDKになりました。
夜にはテレビの前のスクリーンを降ろし、
家族で映画を見てゆったりと過ごせる時間を演出します。
Kitchen
黒で引き締まったの室内窓枠がアクセントになった雰囲気あるキッチンからはLDK全体が見渡せ、親子のコミュニケーションが弾みます。
キッチン収納は見せる収納とし、白タイルと飾り棚を設置。下段は購入予定の収納棚とゴミ箱に合わせて寸法を決め設計しました。
キッチン裏にはサンルームを配置しました。西日がよく当たり、洗濯物がよく乾きます。
料理の合間に洗濯が効率良く行え、乾けばキッチン横の寝室(和室)にサッと取り込めるので、家事がスムーズに最小限の負担で行えます。
Washroom
スペースの都合上、廊下に造作の洗面スペースを。
可愛いタイルや水栓で、お気に入りの空間になりました。
直接外から光が入らないスペースでしたので、扉には窓を取り、
できる限り閉塞感が感じられないように配慮しました。
Gallery
廊下にはお子様の絵や作品を飾れるスペースを、
とのことでギャラリーコーナーをプランニング。
マグネットボードやコルクボード等を検討しましたが、
最終的にはヴィンテージテイストの雰囲気に合わせ、
足場板を利用してデザインしました。
古材を利用しているので、画鋲も気兼ねなく刺せ、
それがまたいい雰囲気の演出に一役を買っています。
Kids room
間取りを工夫し、
3部屋の子ども部屋と主寝室を作ることができました。
子ども部屋の扉は、洗面スペースへの採光と共に、
いつでも気配が感じられるように窓があるものを採用し、
間取り的には子ども部屋にはLDKを経由して入る等、
家族のコミュニケーションを大切に考えました。
Shower room
2階には子世帯専用のシャワールームを設けました。
生活時間帯が親世帯側と違う時も、
遠慮なく使えるようになり安心です。
脱衣室は1帖未満と狭い空間ですので、
ニッチやLDK側との段差を利用した収納を設け、
タオルや着替え等をしっかりとしまえるスペースを確保しました。
既存の住まいの思い出を残す大きな見せ梁や、
柱のほぞ穴もあえて残すことで、
雰囲気のあるヴィンテージテイストに。
床は幅広のオーク無垢材、サッシカラーはブラック、
細部にもこだわり、スイッチもアメリカンタイプにするなど、
もともとお持ちの家具ともマッチした、
インテリアデザインとなりました。
各部屋の出入り口には、
必ず明かりが抜けるような工夫を。
これにより、
自然光で過ごせる優しい空間となりました。
2階を子世帯の専用空間として暮らせるように、キッチン・お風呂なども新しく設置。
想い入れのある柱や梁は、1本も抜かずに再利用できるよう、間取りを工夫し、また魅せる形にしました。
LDKは、キッチンからリビングで遊ぶお子様の様子がよく見えるオープンな造り。
タイルや床材、照明器具などお客様のこだわりが詰まったリフォームが完成しました。
実家の2階に新たにリビングダイニング、そしてキッチン・洗面・浴室などの水廻りができたことで、親世帯と程よい距離で同居をすることができるようになりました。
対面キッチンでは料理をしながら子ども達が遊んでいる姿が見え、親子とも安心してリビングで過ごせるようになり、一緒に過ごせる時間も増えて喜んでいます。
また、元々の柱を抜かないという制限のもと、間取りをプランニングするのはとても苦労されたと思います。
さらに、壁紙や床材、建具等のデザイン検討、何度も時間を重ね、私たちの好みもよく理解して下さり、特にインテリアコーディネーターの山口さんには大変お世話になりました。
工事中の変更にも対応していただき、納得のいく仕上がりに大変満足しております。
施工内容 | 2世帯リフォーム | 構造 | 木造軸組工法 |
---|---|---|---|
工事面積 | - | 工事金額 | 1,000万円台 |
築年数 | 50年 | 工事期間 | 120日 |
工事場所 | 2階全面改装(和室除く) | ||
工事内容 | 大工工事・設備工事・電気工事・内装工事・左官工事・塗装工事・建具工事 |
お施主様のイメージをカタチにするために、
何度もパーツやサンプルを取って打ち合わせを重ねました。
黒板塗装やギャラリーコーナーなど、こだわり満載の素敵な家に仕上がって
本当に良かったです。
お施主様がまず最初にこだわられたのは大きな梁を活かすことでした。
現地調査時に屋根裏を調査し、太く立派な梁があることを確認。
このご自宅は、亡くなられたお祖母様の実家の山からの木を使って建てられたということで、木材1本1本にも家族の思いが詰まっていました。
そこでLDKは梁見せの勾配天井とし、構造上省いても問題ない柱も抜かずに間取りをプランしました。
デザインはオークの無垢材、白のブリックタイルを使いたいとの思いがお施主様に当初からありましたので、それら基調にヴィンテージテイストでコーディネートいたしました。
出窓のサッシとキッチンに設けた室内窓の枠を黒にすることで、無骨な雰囲気を演出。
LDKのスイッチはアメリカンタイプにし、それに合わせコンセントカバーもシルバーのものを採用。
構造上に影響のない柱はあえて化粧材等できれいにするのではなく、ほぞ穴や傷をそのまま残し、ヴィンテージ色を強めました。
子ども達の勉強、宿題は自室ではなく、なるべくリビングでやって欲しいとのお施主様の思いから、スタディカウンターを設けました。
勉強中はテレビを見ないようにと、テレビから背を向ける位置に設置しました。
壁には黒板塗装を施し、絵を描いて遊んだり、勉強を教えたり、連絡事項を書いたりと、コミュニケーションが広がります。
また、たっぷりと本がしまえるよう本棚も2列設け、プリンターやプリント用紙等もどう収めるかを想定し棚を設置しました。
LDKを2階のどこに設けるか、何度もプランを練りました。
朝日のあたる東側か、1日を通して明るい南側か、それとも両側か…
様々な点を考慮し間取りを決定致しました。
朝日が入り、東西に風が吹き抜け、東からも室内窓で柔らかな光が入る心地いいLDKになりました。
夜にはテレビの前のスクリーンを降ろし、家族で映画を見てゆったりと過ごせる時間を演出します。
黒で引き締まったの室内窓枠がアクセントになった雰囲気あるキッチンからはLDK全体が見渡せ、親子のコミュニケーションが弾みます。
キッチン収納は見せる収納とし、白タイルと飾り棚を設置。下段は購入予定の収納棚とゴミ箱に合わせて寸法を決め設計しました。
キッチン裏にはサンルームを配置しました。西日がよく当たり、洗濯物がよく乾きます。
料理の合間に洗濯が効率良く行え、乾けばキッチン横の寝室(和室)にサッと取り込めるので、家事がスムーズに最小限の負担で行えます。
スペースの都合上、廊下に造作の洗面スペースを。
可愛いタイルや水栓で、お気に入りの空間になりました。
直接外から光が入らないスペースでしたので、扉には窓を取り、できる限り閉塞感が感じられないように配慮しました。
廊下にはお子様の絵や作品を飾れるスペースを、とのことでギャラリーコーナーをプランニング。
マグネットボードやコルクボード等を検討しましたが、最終的にはヴィンテージテイストの雰囲気に合わせ、足場板を利用してデザインしました。
古材を利用しているので、画鋲も気兼ねなく刺せ、それがまたいい雰囲気の演出に一役を買っています。
間取りを工夫し、3部屋の子ども部屋と主寝室を作ることができました。
子ども部屋の扉は、洗面スペースへの採光と共に、いつでも気配が感じられるように窓があるものを採用し、
間取り的には子ども部屋にはLDKを経由して入る等、家族のコミュニケーションを大切に考えました。
2階には子世帯専用のシャワールームを設けました。
生活時間帯が親世帯側と違う時も、遠慮なく使えるようになり安心です。
脱衣室は1帖未満と狭い空間ですので、ニッチやLDK側との段差を利用した収納を設け、タオルや着替え等をしっかりとしまえるスペースを確保しました。
既存の住まいの思い出を残す大きな見せ梁や、柱のほぞ穴もあえて残すことで、雰囲気のあるヴィンテージテイストに。
家具とマッチングしたアメリカンタイプ。
幅広のオーク無垢材を利用
各部屋の出入り口には、必ず明かりが抜けるような工夫を。
これにより、自然光で過ごせる優しい空間となりました。
各部屋の出入り口には、必ず明かりが抜けるような工夫を。
これにより、自然光で過ごせる優しい空間となりました。